メタルの上のテクノ drifters ‐freiburg

 
Drifter's - Freiburg

Holytanzverbotnight

Djs: Eazy M., Acoma, Oxalis, Felix Plazek, Chris Veron
 
メタル好きのドイツ女にCRASHというメタルのクラブを勧められてからというもの、見るからに治安の悪そうなその場所が気になっていた。
ここは住んでいた寮から徒歩5分だったから、最高の、最高の最高の立地で気が狂ったように一人で通っていた。

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「モヒカンタトュートゲトゲアクセフル装備」な人達がゴロゴロ居て、めちゃめちゃ怖かった。
けれど、その上の階から四つ打ちが聞こえてきて、違う雰囲気の人達が出入りしていた。
Crash初日は、上の階にまで行く勇気が無くて、メタル女に上の様子を聞いてみたら、
「行ったことないけど上はテクノだよ~薬とかやってる人多いし危ないよ!」
と言ってて、さらに恐怖心を植え付けられた。
 
たしか、あれはクリスマスイブだった。メタルのCrashに行ったときに、もう死んでもいいやと思って上の階に行ってみたら、入った瞬間から音が良すぎて脳汁だった。
客層は未成年に見えるツルツルなガキんちょから、40〜50代に見える人達まで居て、共通するのはみんなテクノが好きで来ているようで、自分の世界にイっちゃってるかんじだった。お薬アヘアヘ系の人には全然遭遇しなかったし、下の階のcrash(モヒカンタトュートゲトゲアクセフル装備)よりも遥かに雰囲気が良かった。
人の意見を鵜呑みにして尻込みせずに、死んでもいいと思いながら行って本当に良かった。
こんな片田舎の小さいクラブなのに、かかる曲に全くはずれが無くてすっご!!!と思った。思い出が美化されてるだけかも知れないけれど。
 
 
ドイツ語は語尾にenをつければとりあえず動詞になる。「googlen」で「ググる」、みたいな。
インスタでなんとなく #drifters freiburgで検索したら数枚だけ写真がでてきた。ほんとにちぃーさい田舎のクラブだったから、まさか出てくるとは思わなくて、懐かしくて胸が締め付けられた。ここの元店員と思えるセクシーお姉さんが、ドイツ飲食店の店員御用達カバ財布の写真とともに、「愛がいっぱい詰まってる私の財布、私の人生。」みたいな事を投稿していて、私にとっても人生だったよおおおおお、と泣けた。
そこに#driften と書いてあって、ここにくる人たちは「今夜どりふてんしよー」とか言ってたのかなぁ、と思った。
10年後とか、20年後とか、定期的にフライブルクのこの場所に行ってみたい。たぶん泣ける。